究極のチルは銭湯にあり!?銭湯ならではの魅力とおすすめ銭湯サウナ3選

誰でも気軽に利用できる場所でありながら、特別な雰囲気も併せ持つ銭湯。近年、そんな銭湯の魅力が再注目されています。昔ながらの雰囲気を残しながら本格サウナを楽しめる銭湯や、大胆なリノベーションで生まれ変わる銭湯も登場。江戸時代から愛されてきた日本独自の温浴文化「銭湯」の魅力と、チルなサウナを楽しめるおすすめの施設をご紹介します!
Agenda.
  1. 銭湯の魅力と、楽しみ方のポイント!
  2. 【おすすめ銭湯サウナ・十條湯】レトロかわいい純喫茶を併設!繊細なタイル画の浴室で深海気分を味わえる!?
  3. 【おすすめ銭湯サウナ・どんぶり栄湯】ダブル熱源のこだわりサウナに、電気水風呂も新登場!銭湯サウナ界を牽引するパイオニア的存在。
  4. 【おすすめ銭湯サウナ・新生湯】男女差なしの週1入れ替え制!ウッドデッキも洞窟も

銭湯の魅力と、楽しみ方のポイント!

ノスタルジックな雰囲気で、気分はタイムスリップ!?全身で楽しむ美術館

歴史のある銭湯文化。永く親しまれてきたからこそ、昔ながらの設備が残る銭湯も多くあります。

木札を用いる下足箱や、大きなメモリの体重計、籐で編まれた脱衣かご。浴室には色鮮やかなタイルや、時を重ねていい味を出している蛇口。入浴という日々の営みと、レトロな非日常の共演。

まるで映画のセットに入り込んだような不思議な感覚を体験できるのも、銭湯ならではの魅力です。

ご当地情報からお悩み相談まで!お客さん同士のコミュニケーションに癒される

入浴場所としてだけでなく、地域住民のコミュニケーションの場としての役割も併せもつ銭湯では、バラエティに富んだ話題が飛び交っています。

何気ない日常の話や、嬉しい出来事の共有、SNSには載っていないような、地域のディープなお店の話題も。方言を織り交ぜながら語られる、生活の様子が垣間見えるお客さん同士の会話は、さながらFMラジオを聴いているような心地よさです。

黙浴が推奨されていた時期もありましたが、銭湯の「いつもの日常」風景であるコミュニケーションは、なくてはならない魅力の一つです。

実は穴場!?運が良ければおひとり様サウナできちゃうかも?

銭湯のサウナ、実はゆっくり入れる穴場がたくさんあるって知っていましたか?

人気の銭湯や有名な銭湯は、連日大賑わい。けれど、町の銭湯の中には「サウナ利用者があまり多くない」銭湯もまだまだ存在するんです!

お風呂の利用者は多いけれど、サウナに入ってみるとあまり人がいない‥ということもあります。

いいサウナの条件は色々あれど、「家から近くて空いている」ことも、日常の中でチルするには重要なポイント。ご近所の銭湯サウナ開拓をして、自分のペースでゆったり入れるサウナを探してみてはいかがでしょうか?

【おすすめ銭湯サウナ・十條湯】レトロかわいい純喫茶を併設!繊細なタイル画の浴室で深海気分を味わえる!?

▲女湯側タイルアート「深海」

レトロ好きに是非ともおすすめしたいのが、JR埼京線十条駅より徒歩5分の「十條湯」。

昭和23年創業の老舗銭湯で、浴室の壁面にあしらわれた鮮やかなタイルアートが特徴的です。

あつ湯、ぬる湯、ジェットバス。お好みの浴槽からタイル絵をじっくりと眺めて、日本のカルチャーとアートを同時に楽しめちゃいます♪

▲ストーブ上のお湯入り鍋で湿度も確保

サウナは遠赤外線ストーブで100℃前後としっかりアツアツ。

毎週水曜日は「ヴィヒタサウナ」を開催中。サウナ内に吊るされた白樺の枝「ヴィヒタ」に、ヴィヒタ水をスプレーすれば、緑のフレッシュな香りが広がります。

▲元祖クリームソーダ

サウナでチルタイムを堪能した後は、併設の「喫茶深海」へ。

レトロな内装にときめきながら、純喫茶ならではのレトロメニューに舌鼓。

喫茶深海は銭湯利用者以外の利用もO Kと、気軽に利用できるのも嬉しいポイントです。

十條湯 施設概要

こちらの施設ページも併せてご確認ください!

【おすすめ銭湯サウナ・どんぶり栄湯】ダブル熱源のこだわりサウナに、電気水風呂も新登場!銭湯サウナ界を牽引するパイオニア的存在。

▲電気(手前)と遠赤外線(奥)2台のストーブ

銭湯サウナ界初と言われるオートロウリュとオート熱波を導入するなど、サウナ好きから熱視線が注がれ続ける湯どんぶり栄湯。

2023年秋には、男性サウナ室のサウナストーブを電気と遠赤外線の2台体制にリニューアル。

座る位置を問わず、熱・湿度・蒸気の巡りを全身で楽しむことができます。

▲電気水風呂(女性側のみ)

女湯側には、従来の美泡水風呂に加えて、源泉掛け流し電気水風呂が新登場。

水温22℃の優しい水風呂に、ゆっくり浸かるチルなひととき。ボタンを押すと、電流が発生する仕掛け付き。電気特有の刺激が苦手な方にも安心の設計です。

ちなみに女性側サウナには、メトス社製のikiストーブを導入済み。ほ、本気と書いてマジと読むやつだ・・・(ゴクリ)

▲細やかな泡で全身を包み込む美泡水風呂

男女どちらでも楽しめるのが、この「美泡水風呂」。湯どんぶり栄湯の「超軟水」な水質と相まって、肌触りもバツグンです。

細やかな泡の発生により生まれる複雑な水流が、肌表面を優しくマッサージしながら至福のクールダウンへと導きます。

湯どんぶり栄湯 施設概要

こちらの施設紹介ページからも湯どんぶり栄湯の詳細をご確認いただけます!

【おすすめ銭湯サウナ・新生湯】男女差なしの週1入れ替え制!ウッドデッキも洞窟も

▲「太陽の湯」側のウッドデッキ。週替わりで「大地の湯」と入れ替わる

サウナ後に、休憩場所が空いておらずウロウロした経験、ありませんか?

東急大井町線・旗の台駅より徒歩5分の新生湯では、「大地の湯」側の露天エリアに、ウッドデッキのととのいスペースが用意されています。

週毎に浴室が入れ替わるので、性別に関わらずこの恩恵にあやかれるのも嬉しいポイントです!

▲有名ペンキ絵師・早川利光氏の作品

銭湯らしい風景といえば、真っ先に思い浮かぶ「壁に描かれた富士山」。

ここ新生湯では、壁に描かれたダイナミックなペンキ絵の富士山を見ることができます。

もう一方の浴室壁面には、一筋の光と空へ羽ばたく火の鳥。

多くの人を見守り、癒してきたであろうペンキ絵からは、力強いパワーが感じられて不思議と元気がもらえるかも!?

▲ストーブ前にブロック状のピンク岩塩が積まれている

サウナは、コンフォートタイプ。ガス遠赤外線ヒーターと、蒸発皿が適度な湿度を生み出します。

幻想的で柔らかな光に照らされるのは、ヒマラヤのピンク岩塩。マイナスイオンの発生や保温、消臭効果が期待できるのだとか。

息苦しくないのに、大量発汗。サウナ好きが歓喜する心地よいセッティングのサウナです。

新生湯 施設概要

新生湯の施設詳細はこちらからチェック!

長く愛され、親しまれてきた銭湯の魅力を語ってみましたが、いかがでしたか?

まだまだ語り尽くせない魅力があるので、ぜひ近場の銭湯へ足を運んで確かめてみてください!もしかしたらあなたも、銭湯沼にハマっちゃうかもしれませんよ♡

執筆・サヲトメ