「BECHILL」の生みの親はこの方!

C-position株式会社 代表取締役社長・渡辺裕斗さん
大学在学中からバックパッカーとして世界中を旅する。卒業後は商社に入社、海外での新規開拓などを担当。その後、外資系保険会社に転職し、個人営業でのコンサルティングセールスに従事。2021年6月にC-position株式会社を設立。「ストレス社会の幸福度を上げる」をミッションに掲げ、リラクゼーションドリンク「BECHILL」を開発。
1. 健康志向の女性に飲んでほしい、サプリのようなドリンク

──BECHILLとはどんなドリンクですか?
リラクゼーションを目的とした新感覚のドリンクです。
エナジードリンクが「覚醒」を促すものなら、BECHILLは「リラックス」にフォーカスした飲み物です。セロトニンのもととなるトリプトファンやビタミンB6成分が含まれているので、ストレス緩和やリフレッシュ効果が期待できます。
健康志向の高い方は普段からサプリメントなどを摂られていると思いますが、ぜひサプリのようにBECHILLを飲んでほしいなと思います。

──なるほど、サプリのように。他にはどんなシーンで飲むのがおすすめですか?
メインのターゲットは、仕事や生活でストレスを抱える20代〜40代の女性。オフィスでの休憩時間や、サウナやヨガの後に飲んでみてほしいですね。
セロトニンの生成をサポートする成分が入っているので、リラックスしたいときや、夜の睡眠の質を上げたいときにもピッタリです。
──ただ、気になるのがカロリーですよね……。
100ml当たり9kcalの低カロリーなんです。しかもノンカフェインなので、就寝前でも安心して飲めると思います。
──それは嬉しい! さっそく飲んでみたのですが、微炭酸ですっきり飲めますね。キウイフレーバーにはこだわりがあるんですか?
健康志向の女性100人を対象に調査をしたところ、キウイの人気が非常に高かったんです。キウイは栄養価も人気も高いのに、なぜか世の中にキウイフレーバーって少ないと思いませんか? そこで「BECHILL」のフレーバーとして採用しました。キウイピューレが入っていて、食感も楽しめますよ。
──パッケージもさわやかで素敵ですよね。
ありがとうございます。実はこのエチケットの水彩画は、社員みんなでペタペタ描いたものなんです。また、ゆらぎを大切にしたいという想いを込めて、「E」の文字が波のようになっています。

2. バックパッカー経験がきっかけ。「日本人のストレス」を何とかしたい!

──そもそもなぜ「リラクゼーションドリンク」を開発しようと思ったんですか?
ちょっと話がさかのぼるのですが、僕、大学生時代にバックパッカーをやってたんです。卒業後は商社に入って、海外で生活してたんですが、日本に帰って来るたび、「日本人ってストレス社会で生きづらそうだな」と思っていて。
日本の幸福度って世界的に見ても低いというのを知って、これは何とかしないとなと。ストレス社会で頑張っている人たちに「CHILL」を届けたいという想いから会社を立ち上げました。
──会社の創業の理由と「BECHILL」が直結してるのですね。実際、手応えはいかがですか?
手応えは感じていますね。「BECHILL」を飲んだ方達からは、「セロトニンを意識して摂れるのが嬉しい」「サウナやヨガの後に飲むと、よりリラックスできる気がする」といった声をいただいています。
ヨガ×サウナのイベントをやったときは、100人以上の方に来ていただきました。
先日ナチュラルローソンでの販売がスタートしましたが、今後はドラッグストアやコンビニ等にも展開予定です。

3. 「BECHILL」がある場所に、幸せな人がいる

──そういえば、「Chill+」とは「CHILL」繋がりですよね。なぜ「BECHILL」という名前にしたんですか?
「CHILL」ってゆっくりする、くつろぐみたいなニュアンスの言葉ですが、僕らはそれを「自分らしくいられる時間」と定義していて、幅広くウェルビーイングと捉えています。
──「Chill+」とやりたいことはありますか?
一緒にサウナつくりましょう!(笑) リトリートツアーとかも企画したいですね。「CHILLパッケージ」なるものをつくって、疲れた社会人たちを自然豊かな場所に連れて行って、リラックスさせて……。どうでしょうか(笑)。
──最高ですね(笑)。今後の展開に期待しましょう! 直近で手がけているものは何ですか?
国内はサウナや温浴施設へのプロモーションを強化しています。それからスパ大国の韓国にも販路を広げているところです。あとは、これは夢ですが、サウナ関連でいうと本場のフィンランドにも置けたら最高ですね。

──最後に今後の目標について教えてください。
最終的な目標は「幸福度を上げる」ことです。なので、飲み物だけに留まらず、リラクゼーションのプラットフォーマーになりたいと思っています。
「BECHILL」がある場所に、幸せな人がいるという状況をつくりたくて、だからたとえば「BECHILLまくら」でもいいし「BECHILLサウナ」でもいいんですよね。ウェルビーイングの中心にいるブランドになりたいです。
──渡辺さん、今日はありがとうございました!

取材・執筆:温泉たま子/インタビュー写真:Chill+編集部