有名な日本三大夜景が誕生した経緯

そもそも、有名な「日本三大夜景」は、いつ誰がどのような基準で選んだのか分かっていません。いつの頃からか「日本三大夜景」と呼ばれ、広く定着するようになりました。一説によると、1950年~1960年代の高度経済成長期に旅行会社が広めたのではないかとも言われています。
「日本三大夜景」とされているのは、北海道函館市の「函館山」、兵庫県神戸市の「摩耶山」、そして長崎県長崎市の「稲佐山」の3カ所。いずれも山頂からの眺めが選ばれており、眼下に港町が広がる点が共通しています。夜景に詳しくないという方でも、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
今1番綺麗な夜景ランキング「日本新三大夜景」

実は「日本三大夜景」とは別に、「日本新三大夜景」と呼ばれる新しいカテゴリーが存在します。この「日本新三大夜景」は、2015年に日本の夜景観光を国内外へ発信・普及するため、一般社団法人の夜景観光コンベンション・ビューローによって認定されました。
「新三大夜景」の特徴は、各都市の景観の変化やイベントなどの取り組みに応じて、3年に1度更新されるという点です。つまり、今1番綺麗な夜景を知ることができるのが大きなポイント。全国の「夜景観光士」6610名の投票によって決定した「新三大夜景」は、都市単位のランキング形式で発表されます。
それでは、最新版である2024年の「日本新三大夜景」に選ばれた都市を見ていきましょう。3位はやはり長崎県の「長崎市」。稲佐山に加え、対岸にある鍋冠山からの眺望も美しいと評判です。さらに、坂本龍馬像がある「風頭公園」や、幕末~明治時代の洋館が立ち並ぶ「グラバー園」からの夜景も格別。長崎市ならではの歴史を感じられる夜景が、高い評価を受けています。
最高の夜景を楽しめる新たなスポットも登場

2位は神奈川県の「横浜市」。都市の変化に合わせて、夜景の魅力が新たに増していく横浜市が、前回の6位から大躍進を遂げました。冬の横浜をライトアップする日本最大級のイベント「ヨルノヨ」や、横浜港周辺で打ち上げ花火を実施する「横浜スパークリングトワイライト」は、他都市のお手本となる夜景イベントとして好評。街をあげてのナイトイベントが評価されています。
そして1位は福岡県の「北九州市」。前回に引き続き、堂々の2連覇を達成しました。最近人気の幻想的な工場夜景から港の夜景まで、多彩な夜景を楽しむことができます。また、個性的なデザインが魅力の「皿倉山イルミネーション」や、日本初の街中レーザー&オーロラショー「柴川ナイトスペクタクル」など夜景観光に力を入れたイベントも開催。豊富な夜景資源を活かしたプロモーションが高く評価されました。
いずれの都市も、ぜひ訪れてみたくなる魅力的な場所ばかりです。3年に1度の「日本新三大夜景」の認定発表を楽しみに、「今1番美しい夜景」を見に行きませんか?