サウナ後は、近くのお店で「サウナめし」を見つけるのがお決まりだという、プロサウナー濡れ頭巾ちゃん。今回は、東京都台東区にある銭湯「堤柳泉」から「場外サウナめし」を探す旅へ。大正創業の食事処で最高においしいサウナめしを見つけました!
1.【銭湯サウナ】台東区にある銭湯「堤柳泉」へ
台東区にある銭湯、堤柳泉へ。堤柳泉の創業は1950年(昭和25年)。2024年で74年の歴史をもつ老舗銭湯です。
浴室も実にゆとりがある造りで広々。湯船は5種類もあります。
名物は、下町らしいあつ湯が楽しめる「靄(もや)」の湯と、FMラジオが流れる天然温泉かけ流しの露天風呂。
あつ湯と水風呂で温冷交代浴が楽しめたり、露天風呂でのんびり過ごしながら、流れるラジオに耳を傾けたり。自分好みのチルポイントを探せる楽しさがあります。
サウナ利用は、男性が+300円、女性が+200円。男性サウナは数年前にリニューアルし、より抜群のセッティングでサウナを楽しめるようになったとか。
「遠赤外線ストーブをつかった”THE銭湯サウナ”なのですが、熱すぎず、ぬるすぎず、温度管理がすこぶるいいです。これは奇跡のセッティングだなぁと、気持ちよく入らせてもらいました」と濡れ頭巾ちゃんも絶賛。
水風呂はバイブラ付き。露天には外気浴できるスペースも確保されていて、思いのままのサ活が楽しめるのも魅力です。
「今は夕方の17時すぎ。夕方の銭湯って混雑してくる時間帯だと思うんですけど、今日はラッキーなことに空いてました。もしかしたら浴室が広い分、利用者が居ても気になりにくいのかもしれないですね。本当はひみつにしておきたい銭湯サウナをまたも見つけてしまいました」と、かなり有力なチルポイントを見つけてくれました。
2.【サウナめし】食事処「ナカジマ」で場外サウナめし
提柳泉で身も心も磨かれたあとは、下町情緒を感じる商店街、あさくさ千束(せんぞく)通りのお食事処「ナカジマ」へ。外観だけで”これはおいしいサウナめしにありつけそう”な雰囲気が漂います。提柳泉からは徒歩5分ほど!
なんとここナカジマは、大正10年創業の食事処。季節の食材を使ったメニューやがっつりお腹を満たしてくれる定食など、和洋折衷幅広いメニューを取りそろえています。
「以前一度お邪魔したことがあるお店なんです。お店の雰囲気もそうですが、お手頃な価格でおいしい料理にありつけるので、ぜひまた行きたいなと思ってました」と濡れ頭巾ちゃん。
今回は、2階のお座敷スペースをお借りして『サバナ!』の撮影スタート。お座敷の席も雰囲気あっていい!
豊富なメニューの中から注文したのが、「つぶ貝のガリバタ炒め」「ふぐポン酢」「イカフライ」「酢の物盛り合わせ」「アサリの酒蒸し」。
シメに注文した「麻婆茄子」もやさしい味付け。何を頼んでもおいしくて、全員で終始胃袋を掴まれぱなしでした!
濡れ頭巾ちゃんに「一番印象的だったメニュー」を尋ねてみたところ「漬物の盛り合わせ」というまさかの答えが。
「メニュー表に”漬物”の欄が独立して書いてあって『あ、これは自信を感じる』と思って注文しました。
想像通り、器、盛り、そしてもちろん味も、終始おいしい漬物の盛り合わせでしたね。注文していた冷酒との相性も抜群でした」と濡れ頭巾ちゃん。
3.濡れ頭巾ちゃん的”外さない”サウナめしの見つけ方
日頃から、サウナの後はその街にくり出して「場外サウナめし」を探すのが流儀だという濡れ頭巾ちゃん。
「長年培ってきたセンサーが働くのか、街を歩いていると『あ、なんかこっちにいい酒場がありそうだな』って感じるんですよね。
行きたいサウナから近くの食事処を見つけるのではなく、『ここでサウナめし食べたいから、近くにサウナないかな』なんて逆の探し方もよくします。
はじめていく場所もあえて路地の中を練り歩いてみる。そうすると気になるお店や良さげな雰囲気のお店が見つかるんです。ネットで探さず、日頃からそんなアンテナを張っているからこそ、いい酒場を見つけられるのかもしれないですね」と、濡れ頭巾ちゃん的サウナめしの見つけ方も語ってくれました!
はじめて訪れた場所だとついついネットで近くのご飯屋さんを検索してしまいがちですが、自分の足で見つけたとっておきのサウナめしの方が、何倍もおいしく感じられそうだと感じた筆者でした。
YouTubeチャンネル『濡れ頭巾ちゃんのサバナ!』とのタイアップで実現した、堤柳泉〜ナカジマのサウナめし特集。YouTube動画では、記事では紹介しきれなかった、酒場トークがチェックできます。ぜひご視聴ください!
堤柳泉の施設情報は、Chill+の施設ページから確認できます。ぜひこちらもチェックしてくださいね。
取材・執筆:はせがわみき