1.緑に囲まれたテラス席ありのチルカフェ「三角屋根 パンとコーヒー」

引用:三角屋根 パンとコーヒー
葉山に着いて早めのランチで訪れたいのが、できたてのホットサンドやスイーツを堪能できるチルカフェ「三角屋根 パンとコーヒー」。木を基調としたおしゃれな店内は、焼きたてのパンが並び、コーヒーの良い香りが漂っています。

引用:三角屋根 パンとコーヒー
お店のオリジナルメニューである「ノリックムッシュ」は、濃厚なチーズの中に海苔が挟まっており、海の香りを感じられる一品。トーストも厚切りで、食べ応えのあるメニューです。

引用:三角屋根パンとコーヒー△ (@sankaku.yane) • Instagram
店の奥には、草木に囲まれた小さな庭があり、テラス席でゆったり過ごせるのも魅力といえるでしょう。店内には庭を見渡せるロッキングチェアの特等席もあり、日常を忘れてぼーっとチルできます。

引用:三角屋根 パンとコーヒー
帰りに、お店自慢の「角の食パン」をテイクアウトするのもおすすめです。やわらかい食パンの口触りが、とりこになる人も多いよう。人気商品のため、お昼頃には売り切れていることもあるので、確実にゲットしたい場合は、来店時間には注意しましょう。
2.良縁祈願で有名な絶景パワースポット「森戸大明神」

引用:森戸大明神
三角屋根 パンとコーヒーから海の方に3分歩くと、見えてくるのが「森戸大明神」。良縁や子宝にご利益があることで有名な神社です。400年以上の歴史を持つ本殿は、葉山町の重要文化財に指定されており、すぐ裏には雄大な相模湾が広がっています。

引用:葉山郷総鎮守 森戸大明神(森戸神社)⛩ (@moritojinja.official) • Instagram
境内にある「多幸多福みくじ」は、タコとフグの形をした丸いフォルムのおみくじです。引く時は小さな釣り竿を使って釣り上げるという、なんとも面白い仕組み。お参りを済ませたら、ぜひ1年の幸福を願っておみくじ釣りにチャレンジしてみてください。

引用:森戸大明神
鮮やかな朱色の「みそぎ橋」を渡ると、目の前に森戸海岸が広がっています。体を清めるみそぎが、鎌倉時代から頻繁に行われていたのが、名前の由来だとか。海岸で散歩やシーグラス集めを楽しみながら、チルタイムを満喫できます。

引用:森戸大明神
森戸海岸からは、灯台や江ノ島、富士山を一望できることも魅力のひとつです。絶景がみられることから、パワースポットや夕日の名所としても知られている海岸。
運がよければ、空がピンクや紫に染まるマジックアワーに出会えるかも。心が浄化されていくような、チルい時間を過ごせる場所です。
3.海のとなりで過ごせる「葉山 うみのホテル」で上質なチルタイムを

葉山へのチル旅で宿泊するのにおすすめなのが、ホテル内のどこにいても海を身近に感じられる「葉山 うみのホテル」です。入ってすぐのロビーでは、地元で活躍している漂流物アーティストが制作したオブジェが出迎えてくれます。

ロビーが時間帯によってカフェやバーに変化するのも、見逃せないポイントです。クラフトビールや地元産の夏みかんサイダーを片手に、畳の小上がり席で足を伸ばしてひと休み。波の音が聞こえるテラス席で、極上のチルタイムを過ごしてみませんか。

ホテル内にあるもうひとつのチルスポットは、最上階の絶景温泉!
宿泊者限定の大浴場で、大きなガラス張りの窓の向こうには、水平線がくっきり。夕焼けや朝焼けなど、時間帯によって変わる海の変化を楽しめます。まさに日常の疲れが癒されていく瞬間です。

客室はシックな色合いで、ブルーやエメラルドグリーンがポイントになっている落ち着いた空間。四角い窓の向こうに見える海は、まるで絵画のよう。少し窓を開ければ、流れ込んでくる潮風に癒されること間違いなしです。
4.彫刻や現代アートに触れられる「神奈川県立近代美術館 葉山館」

うみのホテルから車で5分の「神奈川県立近代美術館 葉山館」は、葉山の森や海に溶け込むような白い外観が特徴です。常設展示はなく、現代アートの企画展や巨匠たちのコレクション展を随時開催。今まで触れたことのない分野のアート作品に、出会えるきっかけになるかもしれません。

美術館の周りには、無料で入場できる庭園が広がっています。世界的彫刻家であるイサム・ノグチの作品を始めとして、庭園に展示されている彫刻はなんと21点。
彫刻に込められた意味を想像しながら鑑賞すれば、思わぬ発見があるかも。散策用の彫刻マップを片手に歩けば、自然と心が落ち着きます。

美術館内には、オーシャンビューで眺望抜群のレストラン「オランジュ・ブルー」が併設されています。おしゃれな洋食レストランで、アート鑑賞後のランチにぴったり。高台に位置しているので、木々の緑と海の青さのコントラストも楽しめます。

ランチコースの中で人気が高いのは、魚がメインの「Aランチ」です。魚の種類とソースは季節によって変わり、周りには緑や紫の野菜がのった色鮮やかな一品。スープやパン、デザートもついてくるので、少しリッチなランチタイムにしたい方におすすめです。

大きなホタテやえび、ムール貝がぜいたくにトッピングされた「シーフードカレー」も海沿いのレストランならではのメニュー。ルーはさらりとしていて、旨みが溶け込んだ上品な味わいです。
デザートは、開放的なテラスで食べることも可能だとか。海沿い旅のしめくくりにうってつけのチルいスポットです。

引用:葉山町観光協会
美術館から一歩外に出ると、周囲には趣のある雰囲気の路地が伸びています。海へと続く小道を探索するもよし、高い石垣の間を目的なく歩いてみるもよし。
細い路地を歩いていると、不思議と懐かしさを感じられる葉山の道。潮風を感じながら、自分だけのチルいひとときを過ごしましょう。
いつでも海がとなりにいるような感覚になる葉山の街。キラキラ光る海面と絶景の夕日を眺めれば、心が凪ぐような感覚を味わえます。日常を過ごすことに疲れたら、チルい時間が流れる葉山でひと休みしてみませんか?
執筆:kyoko