1.幅広い世代に愛され続けて80年!

今回お邪魔するのは、チャーミングなイラストが目を引く『HOTランド みどり湯(以下、みどり湯)』。

東京メトロ南北線「志茂」駅から徒歩2分、JR「赤羽」駅からは徒歩20分ほどにある、地元の方々を中心に愛される銭湯です。

1997年に大規模なリニューアル工事を経て、現在のビル型銭湯に生まれ変わったそうですが、正直、30年近く経っているとは思えないほど清潔感たっぷり。
お子様連れのファミリーから、若いカップル、おひとり様まで、世代問わず愛されるのも納得です。

そんなみどり湯を切り盛りしているのが、大塚さんご夫妻。

アルバイトのみなさんと日々協力しながら、常に「清潔さ」には目を光らせて、毎日ピカピカになるまで清掃しているそうです。
浴室に入ったらぜひ、キラッと煌めくタイルをチェックしてみてください!心が洗われますよ〜。
2.人気のひみつは「広さのある浴室」と「多彩な湯船」

利用者からとくに人気を集めるのが、広さのある浴室と、多彩なお風呂。

広々湯船にバイブラ、ジェット、エステ風呂、電気風呂や……

半露天には、大きくて入りやすい岩風呂、日替わりの薬湯の用意まで!湯船の豊富さはまさしく、ミニ健康ランド!

浴室と半露天の雰囲気がガラリと変わるところも、魅力的です。


心までパッと明るくなる浴室で、多彩な湯船をちょっとずつ楽しむのもよし。
ちょっぴり非日常的な半露天で、エプソムソルト入りの「岩風呂(高温)」と日替わりの「薬湯(ぬる湯)」の温度差をまったり楽しむのもよし。

大塚さんも、「みどり湯の楽しみ方に”これ”といった決まりは一切ないです」と語ってくれました。
オリジナルTシャツに掲げられた「Enjoy my Green time」には、訪れた人がそれぞれのみどり湯を楽しんでほしいという想いがあるそうです。

利用の注意事項としては、シャンプーやボディソープはすべて持ち込み制であること。番台で購入もできるので、入浴前にご自身の持ち物をチェックしてみてくださいね!

3.サウナ好きは知らないと損!めずらしい独立休憩スペース完備

じわじわ〜っと気持ちよく発汗できる「遠赤外線サウナ」も、みどり湯の魅力のひとつ。

温度は90〜95度前後とのことですが、銭湯サウナ特有のジリジリとした熱さは一切なし!広くて座りやすい座面で、ゆっくり8〜10分ほど過ごせる、ばつぐんのセッティングです。

水風呂は、サウナ室の目の前にあり、動線もスムーズです。
水温は18度程度ですが、強めのバイブラが効いているので、体感温度はもう少し冷ためです。

想像以上に深さがあり、全身をしっかりクールダウンできます。夏場は爽快感たっぷりのクール入浴剤を入れることもあるそうですよ。満足感も抜群です。

仕上げは、扉を一枚挟んだ奥に佇む「休憩室」へ。

実はここ、外の空気が入るようになっているため、外気浴のような心地いい空気に包まれてまったり過ごせるんです。木目調の壁もナチュラルで癒されます。

大塚さんも「独立した休憩室がある銭湯はめずらしいかもしれませんね。わたしも個人的にお気に入りです」と笑顔で語ってくれました!
4.「HOTランドみどり湯」は”ほっ”としたいときに行きたくなるミニ健康ランド

湯上がりはぜひ、ロビーで仕上げの一杯を!

みどり湯は、ビールやハイボール、オロポ、クリームソーダなど豊富なドリンクに、軽食(ゆでたまご・冷奴・カップラーメン)、アイスクリーム、駄菓子までいただける貴重な銭湯でもあるんです!

私はオロポとゆでたまごをチョイス。
飲食スペースの楽しみ方も人それぞれで、ビール+冷奴→ポテチ→仕上げはカップラーメン+ゆで卵で仕上げて帰る方もいるそうですよ〜!
お風呂にサウナ、湯上がりの一杯&軽食まで堪能できるなんて、まさにミニ健康ランドですよね。

利用者の多くは、昔から足繁く通う常連さんや、地元の方々。休日には地域のサッカー・野球チームの小中学生が練習後の汗を流すために訪れるそうです。地域の憩いの場的存在ですね。
最近は、サウナ目当れで訪れるカップルも多く、湯上がりスペースでサウナの感想を語り合っているとか。
大塚さんご夫妻も「地元の方だけでなく、ルールを守ってくれる方ならどんな方でもウェルカムです」と語ってくれました。

お仕事終わり、休日にゆっくり大きいお風呂とサウナで癒された〜〜い!そんなときにおすすめしたい「HOTランド みどり湯」。
ぜひ皆さんも、ご夫婦のHOTな人柄、湯とサウナに癒されて、湯上がりスペースでほっとチルな時間を過ごしてください。
おまけ

HOTランド みどり湯から数分のところにある、「大田屋精肉店」。ディスプレイに並ぶお惣菜がどれもおいしそうで、思わずコロッケを購入しちゃいました!(ほくほくでおいしかったです)
お近くにお住まいの方、ローカルサ飯をお探しの方、「夕飯のおかずを買って帰りたい!」という方はぜひ「HOTランド みどり湯」と一緒にチェックしてみてください。
取材・執筆:はせがわみき


