都内屈指の夕日スポット「お台場」

代表的な都内の夕日スポットとして挙げられるのは、東京都港区にある「お台場」。「アクアシティお台場」や「デックス東京ビーチ」などの商業施設もあり、1日中楽しめるエリアです。なかでも「お台場海浜公園」は、東京のビル群を一望できる夜景スポットとしても有名。公園内にある「おだいばビーチ」から見る夕日はチルにぴったりです。
「おだいばビーチ」のほかに、自由の女神像の近くにある展望デッキやスカイウォークから夕日を眺めるのもおすすめ。日が暮れてくると、レインボーブリッジや自由の女神像、ビル群が夕日をバックに影のようになり、都会の美しい夕日を堪能できます。
夕日が沈んだあとは、ライトアップされたレインボーブリッジをはじめ、東京タワーやビル群の夜景が楽しめるのも魅力。夕方から夜になるまでの景色の移り変わりを楽しむチルタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
海と夕日のコラボレーションを楽しめる「鵠沼海岸」

サーフィン発祥の地としても知られている神奈川県藤沢市の鵠沼海岸では、海と夕日のコラボレーションを堪能できます。海岸からは江の島や富士山も見えるため、夕日が沈む姿はまさに絶景。浜辺全体が夕日のオレンジ色に染まっていく幻想的な風景を楽しめます。遠浅で砂浜が広いため、波がひいて濡れた浜辺に夕日が反射する美しい風景も見られるでしょう。
鵠沼海岸では海水浴シーズンになると、サーファーと海水浴客が安全に楽しめるように仕切りとなる白杭が立てられます。夏限定で見られる景色とあって、フォトスポットとしても人気。夏の時期だけ見られる光景と夕日を楽しむのも素敵ですね。
富士山と夕日がコラボする「ダイヤモンド富士」

最後に紹介するのは「ダイヤモンド富士」です。これは太陽が昇る瞬間と夕日が沈む瞬間、山頂に太陽が重なりダイヤモンドが輝いているように見える現象のこと。ダイヤモンド富士を見るには、富士山の見える方角が東か西であることと、気象条件の良さが揃わないといけません。見られるタイミングや場所が限られているので、ダイヤモンド富士を見られたら特別なチルタイムになりそうです。
東京都内では、文京区にある「文京シビックセンター展望ラウンジ」の展望台がダイヤモンド富士を見られるスポットのひとつ。タイミングは年に2回あり、2月1~2日と11月9~10日の日没時となっています。
そのほかには、神奈川県横浜市にある「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」の屋上広場もダイヤモンド富士が見られる場所。3月9~10日と10月3~4日の日没時が見られる期間です。屋上広場は24時間無料開放されているため、夕日から夜にかけての景色を思う存分楽しめますよ。
ダイヤモンド富士が見られる場所は、関東近郊だけでも多くのスポットがあります。国土交通省関東地方整備局の公式サイトでは「関東の富士見百景」を選定し、それぞれの場所や期間をチェックすることが可能。ぜひ自宅近くの富士見スポットを探してみてください。
それぞれ違った絶景を楽しめる夕日スポットを紹介しました。夕日とともに心も体も癒やされるチルタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。