マイナスイオンでチルしたい!「日本三大名瀑」の魅力を紹介

滝といえば、たくさんのマイナスイオンが発生しており、訪れる人々をリラックスさせる効果があります。滝に癒されたい……そんなチル好きの方も多いのではないでしょうか。今回は、日本の代表的な3つの滝「三大名瀑」をご紹介。日本三大名瀑に明確な定義はありませんが、基本的には栃木県の「華厳の滝」・和歌山県の「那智の滝」・茨城県の「袋田の滝」が選ばれることが多いようです。ぜひ、それぞれの滝の魅力をチェックしてくださいね。
Agenda.
  1. 四季折々の美しさを満喫できる「華厳の滝」
  2. 日本一の落差を誇る「那智の滝」
  3. すべての季節に訪れたい「袋田の滝」

四季折々の美しさを満喫できる「華厳の滝」

日光市公式観光WEBサイト「日光旅ナビ」

まずご紹介するのは、栃木県日光市にある「華厳の滝」です。中禅寺湖の湖水が、97mの高さから一気に落下する様子は壮大。日光周辺には「四十八滝」と呼ばれるほど多くの滝がありますが、その中でも華厳の滝は有名で、海外からも注目を集める観光名所となっています。

無料の展望台からだけでなく、エレベーターを使って滝壺近くの観瀑台から間近で見ることも可能。大きな音を響かせながら滝壺へと流れ落ちる水の迫力を、肌で感じられますよ。

さらに四季折々で変化する姿も魅力的。春は雪解けによって水量が増え、滝の迫力が際立ちます。初夏には鮮やかな新緑と、周辺を飛び交うイワツバメの姿。秋は紅葉が滝を囲み、美しい景色が広がります。冬は滝の一部が凍って、ブルーアイスに彩られた華厳の滝が見られることも。華厳の滝の壮大さと四季折々の美しさに、心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

日本一の落差を誇る「那智の滝」

那智勝浦観光サイト

続いてご紹介するのは、和歌山県那智勝浦町にある「那智の滝」です。那智の滝は落差133mで、1段の滝としては日本一。滝壺の深さは約10m、流れる水の量は毎秒1tにも及び、そのスケールに圧倒されます。また、那智の滝は一の瀧・二の瀧・三の瀧と3筋に分かれていることから、「三筋の滝」という別名も。

那智の滝は、熊野那智大社の別宮である飛瀧神社の御神体として、古くから信仰を集めていました。紀伊山地の霊場と参詣道の一部で、世界文化遺産にも認定されています。那智の滝を訪れた際には、のんびりと熊野古道や那智大社の参道を散策するのもおすすめ。

滝を間近で見るのはもちろん、青岸渡寺の三重塔と滝を同時に眺めるのも定番の楽しみ方。滝と三重塔が織りなす美しい景色を楽しめます。

すべての季節に訪れたい「袋田の滝」

大子町観光協会公式サイト

最後にご紹介するのは、茨城県久慈郡大子町にある「袋田の滝」です。高さ120m、幅73mと、岩肌を滑り落ちるような幅広い滝。岩壁を4段にわたって流れ落ちる姿から「四度の滝」とも呼ばれています。

「四度の滝」という名前は、滝の形状だけでなく、西行法師が「四季に一度ずつ訪れてみなければ真の趣を味わえない」と絶賛したことが由来という説も。春は新緑に包まれた清々しい景色、夏は豪快な水しぶきと虹、秋には鮮やかな紅葉、冬には氷瀑という幻想的な姿を楽しめます。

袋田の滝を訪れた際には、トンネルを抜けて観瀑台から間近で滝を見るのがおすすめ。第一観瀑台では下からの迫力を、第二観瀑台では滝の全景を上から見下ろすことができます。また、滝の水量が少ない時期には2段目にハートマークが現れることも。ライトアップイベントも開催されるので、恋人と滝の美しさに癒やされてみるのもいいですね。

滝の迫力と澄んだ空気が、心身ともに癒やしを与えてくれる日本の三名瀑。ぜひそれぞれの滝を訪れ、特別なひとときを過ごしてみてください。