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紅茶もコーヒーも甘さ次第で特別な一杯に!チルい時間が楽しくなる砂糖の選び方

紅茶もコーヒーも甘さ次第で特別な一杯に!チルい時間が楽しくなる砂糖の選び方

リラックスタイムにぴったりのコーヒーや紅茶。そこに砂糖をひとさじ加えるだけでまろやかな味わいになり、ほっと癒やされますよね。実は砂糖の種類によって、甘みや香り、口当たりまで大きく変わることをご存じでしょうか。今回は、コーヒーや紅茶にぴったりな砂糖の種類をご紹介します。
Agenda.
  1. 強い甘みとしっとり感が特徴の「上白糖」
  2. クセがなくクリアな甘みの「グラニュー糖」
  3. コクと香ばしさが魅力の「ブラウンシュガー」
  4. コーヒー派におすすめの「コーヒーシュガー」
  5. 紅茶派には「メイプルシュガー」や「はちみつ」も◎

強い甘みとしっとり感が特徴の「上白糖」

日本の家庭で最もよく使われているのが「上白糖」。甘みが強く、料理全般に使える定番の砂糖です。

コーヒーや紅茶に加えると、甘くしっとりとした味わいになります。ただ、甘みが強く出やすく、香りや風味に影響することもあるため、飲みものに使われることはあまり多くありません。また、ダマになりやすい点にも注意が必要です。

とはいえ、「この甘さが好き」という人も多いはず。しっかりとした甘みを味わいたいときに、試してみるのもおすすめです。

クセがなくクリアな甘みの「グラニュー糖」

コーヒーや紅茶と特に相性がいいのが「グラニュー糖」です。粒が細かくさらさらしていて、溶けやすいのが大きな特長。

すっきりとした甘さと使いやすさで人気があり、カフェや紅茶専門店でもよく使われています。上白糖よりも雑味やクセが少なく、飲みもの本来の風味をしっかり引き立ててくれますよ。

また、グラニュー糖を固めた「角砂糖」も人気です。決まった量で使えるため便利で、見た目もかわいらしく、来客時に添えればちょっとしたおもてなしにも。

コーヒーや紅茶に合わせる砂糖に迷ったら、まずはグラニュー糖を試してみてはいかがでしょうか。

コクと香ばしさが魅力の「ブラウンシュガー」

「ブラウンシュガー」も、コーヒーや紅茶におすすめの砂糖のひとつです。ほんのりと茶色がかった見た目は、加熱によってカラメル化が起きたことによるもの。

ミネラル分を多く含み、香ばしいカラメルの風味とコクのある濃厚な甘みが特徴です。味わいに深みをプラスしながら、コーヒーや紅茶ともよく合います。

特に相性が良いのは、ジャスミンティーやミルクを加えたコーヒー。ブラウンシュガーが加わることで、より豊かな味わいが楽しめるでしょう。

コーヒー派におすすめの「コーヒーシュガー」

コーヒー好きに根強い人気を誇るのが「コーヒーシュガー」です。不純物を取り除いたグラニュー糖にカラメルを加えて作られています。

粒が大きめですぐに溶けず、時間とともに味の変化を楽しめるのがコーヒーシュガーならではのポイント。最初はコーヒーの香りや苦みをしっかり感じ、少しずつやさしい甘みが加わっていきます。

コーヒーの苦みと甘みがバランスよく調和するため、ゆったりと時間をかけて味わいたいときにぜひ取り入れてみてください。

紅茶派には「メイプルシュガー」や「はちみつ」も◎

「メイプルシュガー」は、メイプルシロップの水分を飛ばして作られた砂糖です。特有の風味があるため好みは分かれるものの、紅茶の芳醇な香りを引き立ててくれます。特に、まろやかなミルクティーやスパイスを効かせたチャイにぴったり。

「はちみつ」は、紅茶に入れると鉄分とタンニンが反応して色が濃くなることがありますが、味には影響しません。やさしい香りと自然な甘みが魅力で、多くの人に愛用されています。「アカシアはちみつ」のようにクセが少ないタイプなら、どんな紅茶にもなじみやすいでしょう。

同じコーヒーや紅茶でも、砂糖を変えるだけで味わいや香りの印象が大きく変わります。その日の気分や飲み方に合わせて、自分に合った砂糖を見つけてみてはいかがでしょうか。