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水と風を味わうチル旅!「サトヤマテラス」で自然と過ごす特別なサウナ体験

水と風を味わうチル旅!「サトヤマテラス」で自然と過ごす特別なサウナ体験

都内から車で約1時間の千葉県富津市。この地にある里山に、豊かな自然を生かした斬新なサウナ付き宿泊施設ができたということで、体験取材に行ってきました!『水と風を味わう』をコンセプトに作られた設備は一体どんなものなのか?今回はその全貌をレポートします。
Agenda.
  1. サトヤマテラスとは?
  2. こんなの見たことない!2種類の斬新なサウナ室
  3. 天然水があふれる2種の水風呂
  4. どんな天気でも快適、里山の風吹き抜けるテラス
  5. 自然をより近くに感じる、こだわりの宿泊キャビン

サトヤマテラスとは?

施設周辺の風景(公式HPから引用)

2025年8月、千葉県の富津市に新しくオープンしたサウナ付き宿泊施設です。(サウナは日帰りでも利用可能)

里山の美しい風景が残る、千葉県富津市の内陸。

この施設ができた場所は、実はその中でも荒れかけていたんだとか。

建物を作る前にまずは土から分析し、再生を進めたというから驚きでした。

建物も元々の豊かな水や風の流れに逆らわず、それを生かせるよう造ったんだそうです。

そして完成した、この土地でしか味わえない特別なサウナと宿泊キャビン...すっごく期待が高まりますね。

まずはこの施設のメインコンテンツである、サウナを体験しに行ってみます!

こんなの見たことない!2種類の斬新なサウナ室

山サウナ

まず2種のうちの一つ、山サウナに入ってみます。

『え、木が生えてる!』

入るとまず目に飛び込んでくるのは、座面から生える2本の大きな木です。

こちらはケヤキの木だそう...入るとふわっとした山のような香りはこれかも。

高低差のある座面には、節のないヒノキが使用されています。

様々な高低差のベンチが、山の斜面のようで面白いですね...どこに座ろうか迷っちゃいます。

暖炉はどこから見ても火が見えるように、3面ガラス張り
大きな窓から見える山の景色

座ると正面には暖炉の火が、窓をみると山の景色が...薪の香りもほのかに感じられます。

山を五感で感じる、まさにチルな空間。

木の間から見えるサウナストーブ

ストーブは大きいものが二つありますが、温度はほどほどで湿度もあり息がしやすいです。

オートロウリュ時のストーブ(公式HPより引用)

30分毎のオートロウリュ時は、さらに湿度が足され体感温度もしっかり上昇!

山の空気をたっぷりと吸い込みながら、体の芯まで温まることができました。

続いて入るサ室の名前は、『滝サウナ』。

滝ってまさか...

うそでしょ...なんじゃこりゃ!

壁にこれでもかと岩が。そしてそこから大量の水が湧き出ています。

水が常に流れていて、湿度は山サウナよりぐっと高く感じました。

床全面に流れる天然水

そして床にも冷たい水が流れています。

1段目に座れば、足を冷やしながら蒸されることができるんです。これずっと入っていられるやつ...

じっくりと落ちていく水を眺めていたら、今度は中央の水源から大量のスプラッシュが!

30分毎に大量の滝水投下が行われる

滝は頭から打たれてもいいとのことで、実際に水が落ちる場所に座ってみました。

頭からキンキンの天然水が流れ落ち、一瞬でクールダウン!

視界は消え何も考えられない...これはまさに滝行と言っていいですね。もはや水風呂要らず。

その後もしっとりとした室内で滝の音を聞きながら、リラックス。

湿度と見た目の涼しさのおかげで、こちらはよりゆっくり蒸されることができます。

どちらのサウナ室も、今まで味わったことのない特別な設備で大興奮でした。

天然水があふれる2種の水風呂

水風呂① 銘水『滝の不動尊』をモチーフした水風呂

2種のサ室を楽しんだ後は、楽しみにしていた水風呂へ!

メインの水風呂は深い浴槽に水があふれるほど注がれ、すごい迫力です。

水風呂① 温度はそのままの常温

使用されるのは良質な水質を誇る富津市の天然水。

贅沢に掛け流しされていて、水が常に透き通っています。

入ってみると、常温とは思えない程冷たく感じます。

でも肌触りは滑らかで、ふわっとしてるから長く入れてしまうから不思議...

外にあるから、景色も最高なんですよ。

水風呂② 温度 夏季: 9~15℃, 冬季: 30~40℃

もう一つの水風呂は浅めで、温度が調整できる仕様です。

夏はキンキンに冷やすとのことなので、先ほどの常温とのはしごも良さそうです。

寒い季節は熱湯にもなるらしく、冬のサウナも楽しみですね!

どんな天気でも快適、里山の風吹き抜けるテラス

柱のない大屋根が特徴のテラス
屋根には天窓もあり、自然光も取り入れられています。

さあ、水風呂で冷やされたらテラスで休憩です。

木材でできた温かみのある屋根が、日差しを遮ってくれています。

リクライニングにどさっと座ると、まあ快適...

この日は晴れていましたが、日差しが遮られて思ったより涼しいのです。

目の前に広がるのは里山の穏やかな風景。

そして山からの優しい風が吹き抜けていきます。

『え、これ本当に外なの?』ってくらい快適に休憩できました。

山ビューなインフィニティチェア
岩の上にも寝転がれます。

テラスの上のスペースには、山側を眺めながら休憩できるスペースもありました。

特にこの岩の上に寝転ぶと、ポカポカして最高に気持ちよかったです。

特注のマットレス

雨の日用に、テントに入ったマットレスゾーンも。

これ実際に寝てみましたが、ふっかふかですぞ。晴れててもおすすめです。

左:房総 塩オロポ、右:房総 キレトマ(公式HPより引用)

テラスでは、併設のカフェのサウナドリンクも楽しめちゃいます。

房総 塩オロポ:中の氷はオロポを凍らせているため、溶けても薄まらない

今回は塩オロポをいただきました!

縁についた塩がサウナ上がりにぴったりのしょっぱさで、うまい!いつも飲んでるやつより濃い味でびっくりしました。

他にもアルコール類や軽食など、様々なメニューが用意されているようです。

ぜひ次はランチを利用してみたくなりました。

自然をより近くに感じる、こだわりの宿泊キャビン


サウナのあるテラスのすぐ横には、10棟の宿泊キャビンがあります。

この地の水脈や風の流れを生かすように、配置されているそうです。

全部屋に室内とシームレスで繋がるウッドデッキが設置されています。

自然との距離をぐっと近くに感じられました。

キャビン C(2~4名用)の内装

お部屋の中に入ってみると、電灯なしでも明るいんです。

外の光がいっぱい取り込まれているからですね。

上のハンモックが気になり登ってみると、

ネットが程よく沈み、心地よい座り心地!

天窓からも外が見えて楽しいです。この部屋ぜひ泊まってみたい...

ドッグラン付きの部屋もあるので、愛犬とのステイも楽しめそうですね。

宿泊エリアのそばを流れる水路

宿泊エリアのそばの整備された水路には、美しい水が流れていました。

最近奥の方には蛍が生息し始めたほど、水を綺麗に保っているそう。

建物だけでなく自然との向き合い方からも、『この土地の本来の水脈、生命を守りたい』という施設さんの思いが伝わってきます。

日帰りの取材でしたが、実際に宿泊してこの美しい里山の自然にじっくり触れてみたくなりました。

今回は千葉県富津市にある『サトヤマテラス』を取材させてもらいました。

美しい里山の自然を肌で感じられる、素晴らしい体験はしばらく忘れられません。

ぜひ皆さんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

きっとこの土地の美しい水と風を味わう、特別な旅になると思います。

施設情報を見る

取材・執筆:さとる

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