稲荷町駅から徒歩1分の好立地

アクセスは東京メトロ銀座線の稲荷町駅を出て徒歩1分。改札を出たところの交差点から看板が見えるので、Googleマップを使わなくても容易に辿り着けます。

歴史を感じさせる外観がたまりません。年に数回しかないレディースデイということで、建物に入る前に外で写真撮影する女性の姿も多数見られました。さっそくオアシスの中へ入ります!

受付は老舗ホテルのような、レトロさが残ったアットホームな雰囲気。下足用ロッカーに靴を入れて、フロントで受付をします。

イベント参加特典のタオルとステッカー、館内の利用案内などをもらいました。オリジナルタオルはおしゃれな色合いで使いやすそう!

普段は男性専用の施設なので、このレディースデイで初めて来る人も多かった様子。館内の案内をつけてもらえるのもありがたかったです。

今回のレディースデイではイベントが盛りだくさんでした。サウナシアターでのみさきさんのアウフグースはすべて満員御礼。HIKARIさんの回もあとわずかなようでした!
さらに、スチームバスのイベントもおこなわれていて、受付後に参加申し込みをしました。なんと1日に9回も開催したそうです。

1階のロッカーに荷物を置き、館内着に着替えます。お風呂セットを持って上の階に移動します。

サウナセンター稲荷町は1階から6階までのビル型温浴施設。2階の浴室、6階のサウナシアターにはマスで仕切られた荷物置き場があり、館内着を脱げるようになっています。
サウナ人生で一度は体験してほしい!みさきさんのアウフグース

6階に到着すると、イベントに当選したレディーたちが行列を成して待っていました。時間になり、スタッフの方が順番に案内をしてくれます。

サウナセンター稲荷町の目玉は、このサウナシアター。壁いっぱいにどっしりとサウナストーブが鎮座しています。見るからにとてつもないパワーがありそうです。

緊張の雰囲気が高まるなか、みさきさんが登場しました!みさきさんはアウフグースチーム「クロウゼン」所属のアウフギーサー。世界大会での優勝実績を複数もつ、日本を代表する超ベテランです。
音楽がかかり、光の演出とともに蝶のように舞うみさきさん。足の下に回転するタオルを通したり、タオルを高く投げた後にくるんと前転してキャッチ!なんて圧巻の技も。扇風機かのごとく、タオルを高速でまわす様子にも見入ってしまいました。これが世界レベルのアウフグース。
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プロのダンサーが自分のためのステージで踊っているような、ブロードウェイのショーを独り占めしているような、不思議な感覚に包まれるひととき。「アウフグースってただ熱波を送るイベントじゃなかったのか…」と、汗だくになりながら新しい境地に到達してしまいました。
2曲目に入る頃には、お客さんがパフォーマンスのたびに「フゥー!」と声を出して盛り上げたり、手拍子をしたりと大盛り上がりです。
最後は、ロウリュだけでなく桶の水を全部ぶちこみ、タオルを両手にアウフグース!洋楽のリズムにのって体をゆらすお客さんも多数見られました。

あつい!でも楽しい!もっと続いてほしい…!と思っているうちにイベントは終了。みさきさんのアウフグースが大人気な所以を、身をもって理解できました。サウナを愛する人なら人生で一度は体験していただきたいです。きっと忘れられない時間になります。

サウナの後は、屋上のプールで体をクールダウン。以前は水着を着用するスタイルでしたが、簾の囲いができたため裸で入れるようになりました。
プールは想像以上に大きく、女性が7人ほど入っても余裕がありました!温度はほどよく冷たく、猛暑日和にはちょうどよかったです。

屋上にはととのいイスがずらり。スカイツリーを見ながらととのえますよ!

イベント直後のととのいイスは満席だったので、サウナシアター横のペンギンルームに行きました。ゆるやかなクールダウンができるので、水風呂が苦手な方にもおすすめです。ほどよい冷気が気持ちよくて寝てしまいそうでした…。

その後は3階にある休憩室へ。漫画を読みながらリクライニングチェアで横になり、贅沢なまったりタイムを過ごせます。

4階にはヨギボールームも!こちらは畳の部屋なので、床のスペースをいっぱい使ってくつろぎたいときにおすすめ。アウフグース、サウナ、お風呂、休憩…と各フロアをまわっていたら1日過ごしても足りなさそうです。
まだまだレディースデイは終わらない!スチームバスのピーリングプログラム
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レディースデイのイベントはまだまだ続きます。次は6階にあるスチームバスのピーリングプログラムに参加しました。担当はスタッフの純子さん。
同プログラムでは、自然の植物を使ったスクラブとクレイパックを使います。今回配られたのは、レモンやラベンダー、はちみつなどが入ったスクラブ。肘やかかとなどにつけると角質が落ちてすべすべになる効果が期待できるそう。クレイパックは顔にぬりぬりと塗っていきます。

スクラブとクレイパックを塗ったら、スチームバスの蒸気に包まれながら全身をきれいにしていきます。白樺のヴィヒタをつかって送られてくる風がとてもいい香りで、森の中にいるような気分になりました。

終わったあとはハーブティーを飲みながら休憩。女性サウナーが好きなものがぎゅっとつまった時間だと感じました!
イベントが盛りだくさんで、到着してあっという間に3時間くらいたってしまいました。レディースデイのプログラムが豪華すぎてびっくりです。
サウナをとことん満喫できるお風呂エリア

サウナセンター稲荷町の浴室は2階にあります。左手には洗い場。レディースデイ当日は、ボタニストのシャンプーやコンディショナー、ビオレのボディーソープなどが設置されていました。歯ブラシや歯磨き粉、ボディタオルなどのアメニティも充実していて助かります。

中央にはバイブラ浴槽と水風呂。大画面のテレビを見ながら入れるスタイルは珍しいですね。水風呂の温度計は15℃でしたが、体感はもっと冷たく感じました。どちらの浴槽も胸くらいまでの浅い浴槽なので、初心者の方も入りやすいと思います。

ドライサウナは、入り口はこじんまりとしていますが入ってみると広々!10人以上座っても余裕がありそうでした。温度は90℃ほどのスタンダードなつくりです。
サウナを出たらすぐ目の前にととのいイスが設置されています。さすがサウナセンター、チルする動線にぬかりはありません!

冷たいお水や氷を口に含めるのも嬉しいところ。塩分チャージのために塩が置いてあるところにも、サウナセンターの底力を感じました!
特製メニューのサウナめしで1日をしめる

たくさん汗をかいてお腹がすいたら、3階の食堂へ。みさきさんがおすすめしていた「ぱりぱりピーマン」を頼みました。新鮮なピーマンと肉みそがぎっしり入った小皿が運ばれてきて、思わず唾を飲み込みます。

辛味肉をピーマンにのせて一緒に口へ運びます。うーん、美味しいっ!辛みがほどよく効いていて、ピーマンの食感ともマッチします。お酒のおつまみにもなりそうです。

サウセン特製オリジナルメニューの「燻製カレー」。一口食べると燻製の風味がじんわり広がって、普通のカレーとは一味違います!細かく切ったとりにくが入っていて、流し込むように食べてしまいました。塩分が抜けた体にしみわたる美味しさでした。

レディースデイイベントで大賑わいだったサウナセンター稲荷町。特別解禁で中に入れるだけで贅沢なのに、そのうえイベントが盛りだくさんで「こんなに楽しんでいいの?」と思うような大充実の内容でした。
レディースデイは数か月に1度開催されるそう。開催日はホームページで都度告知されています。チルい時間を過ごしたいサウナ女子は、ぜひチェックしてみてください!
執筆:穴山悠理