サウナーにとってやっかいな症状「のぼせ」を防いでくれる
まずサウナハットの効果として挙げられるのが「のぼせ防止」。サウナ室では高い位置にいくほど温度が高くなるので、体のてっぺんにある頭部が一番高温にさらされます。頭部が高温になると、脳に十分な血液が行き渡らないことに。その結果、のぼせや立ちくらみの症状へつながってしまいます。
これらの厄介な症状を解決してくれるのがサウナハット。断熱効果があるサウナハットで頭部を覆うことにより急激な気温上昇が抑えられ、のぼせを防ぐことができます。
せっかくのサウナタイムですから、身体の芯までじっくりと温めたいところ。途中でのぼせることなく、満足いくまでサウナ室で過ごせるのはありがたいですよね。
サウナハットをしないと髪や頭皮がダメージを受ける!?
サウナハットが持つ効果はのぼせ防止だけではありません。水分が急速に蒸発することで髪にパサつきがでたり、頭皮のかゆみやフケが出るなど、乾燥による頭部ダメージのリスクも。大切な髪や頭皮を守るためにもサウナハットは欠かせないアイテムです。
サウナハットを被ると頭部が熱や蒸気から保護され、髪や頭皮が受けるダメージを軽減。また通気性や吸水性に優れたサウナハットを被れば、頭部周辺が適度な湿度に保たれるのでさらなるダメージ減少も期待できます。
身体は平気かもしれませんが、頭皮や髪の毛は想像以上に熱に対してデリケートな存在。思わぬトラブルに悩まされないよう、サウナハットで頭部をしっかりと保護しておきたいところです。
素材ごとの特徴を知ることでサウナハット選びのヒントに
サウナハットは意外にも生地のバリエーションが多く、いざ購入しようとすると違いがわからず混乱してしまうことも。素材ごとの特徴や違いは事前に理解しておいた方が無難です。
まず、ウール素材は断熱性に優れていますが、洗濯NGのものが多い上に乾きにくいのがデメリット。全体のバランスを重視するのであれば、洗濯しやすく、断熱性・速乾性が割とあるリネン素材がおすすめです。
タオル生地は断熱性が劣るものの、洗濯やお手入れがしやすいので長くサウナに入らない人には適した素材。化学繊維は速乾性に優れているといった特徴があるなど、素材の強み・弱みはそれぞれです。サウナハットの購入を検討する際は、自身のサウナスタイルと素材の特徴を照らし合わせて選ぶようにしてください。
サウナハットが持つ効果や、素材ごとの特徴について基本的な部分を紹介しました。今後のサウナライフのお供として、自分に合ったサウナハットを見つけられるといいですね。