都心から約3時間。八ヶ岳のふもと、小海町にたたずむ「八峰の湯」へ

「八峰の湯」は、都心から車で約3時間。八ヶ岳のふもと、小海町の標高1,270mに位置する日帰り温泉です。
ニフティ温泉年間ランキング2025・絶景部門で県内唯一のトップ30入り。2007年の開業以来、来館者は300万人を超え、土日や繁忙期は入場制限がかかるほどの人気ぶりなんだとか。スタッフさん自ら熱波師を務めるなど、サウナ愛にあふれるのも魅力のひとつです。
八ヶ岳一帯は豊かな湧き水や白樺が自生する、サウナにぴったりの土地。小海町は、映画監督・新海誠さんの出身地でもあり、作品に流れる美しい風景の原点にもなっています。
「3時間」と聞くと少し遠く感じるかもしれませんが、それでも足を運ぶ価値のあるスポット。さっそく行ってみましょう。
.jpg?fm=webp&q=80)
入り口の前には足湯があり、座るとちょうど山々を望める配置になっています。お風呂の前後で、足湯に浸かってまったりするのもいいですね。
.jpg?fm=webp&q=80)
館内に入ると、下駄箱に靴を入れて受付へ。サインやヴィヒタが飾ってあります。
料金はサウナ込みの入浴で700円、岩盤浴は500円、両方楽しんでも1200円とリーズナブル。レンタルタオル(250円)もあるので手ぶらでOKです。精算は退館時にまとめて。カードやQRなど決済手段も幅広く使えるので安心です。
.jpg?fm=webp&q=80)
エントランスでは地元の農家さんの野菜やサウナグッズも販売していて、見ているだけでも楽しい。
.jpg?fm=webp&q=80)
いよいよお風呂へ。
源泉掛け流しの美肌の湯と絶景露天でととのう

浴室には、内湯が源泉掛け流し・香りの湯(この日は笹の香り)・水風呂の3つと、露天風呂が1つあります。
.jpg?fm=webp&q=80)
シャワーは10台ほどあり、ReFa(リファ)のファインバブルがセットされているところも。こういうの、嬉しいですよね。2023年3月にリニューアルされた浴室内はきれいで天井が高く、開放的です。
.jpg?fm=webp&q=80)
まずは源泉掛け流しへ。39.4℃のお湯で身体がじんわり温まります。はあああ。
八峰の湯の源泉には、天然の保湿成分とされている「メタケイ酸」が豊富。温泉1kgあたり50mg以上で「美肌の湯」とされるところ、なんと八峰の湯では約230mgも含まれる高濃度なんだとか。
湯上がりにも肌が乾燥でつっぱらず、しっとりしたように感じました。
.jpg?fm=webp&q=80)
続いては露天風呂へ。
天気がいいと、八ヶ岳最高峰の赤岳(2,899m)をはじめとする、南八ヶ岳2,000m級の山々を一望できます。あいにくの曇り空で全ては見えなかったものの、裾野だけでも美しい。
八ヶ岳の恵みでととのう、八峰の湯のこだわりサウナ

身体が温まったところで、いよいよサウナへ。
白樺香るサウナ室。低温なのに汗ブワッの秘密

サウナ室に入るとふわっといい香りに包まれます。ヒノキのサウナ室に、壁には白樺のヴィヒタ。八ヶ岳の白樺を使って、スタッフさんが毎年自作しているのだそう。6月中旬〜7月下旬頃が一番フレッシュな香りを楽しめる季節です。
サウナ室は2段で最大18人ほどが入れる広々とした設計。下の段の幅が広く、後ろに人が座っても足が当たらず余裕があるのが地味に嬉しいポイントです。
.jpg?fm=webp&q=80)
じっと座っていると、5分ほどで早くも大量の汗が。温度計を見ると79℃。「温度が低いのになぜ?」とびっくりしました。
その秘密は「低温多湿」。
八峰の湯のサウナ室では、ベンチの下にヒーターを格納した「ボナストーブ」を採用。遠赤外線で、椅子の下と背面から熱が上がり、空気が循環します。
さらに10~15分に1回のオートロウリュで湿度の高い環境を作ることで体感温度がプラス10〜15℃に。蒸気の力で芯から温まり、毛穴から汗がブワッと出るんだとか。(この日は火曜日の「熱さ10%アップDay」でした)
BGMはオルゴール。窓から八ヶ岳の山々を望みながら、静かに滝汗サウナを楽しみました。すでに最高。
チラー不要。八ヶ岳の伏流水でつくる10℃の水風呂

サウナ室を出ると、左右にシャワーと水風呂。動線がよくてありがたい。
汗を流して水風呂に入ると、温度は10℃!冷たい!
.jpg?fm=webp&q=80)
八ヶ岳の伏流水を使用しており、チラーを使わなくても、年間を通して10℃前後の水温を保っているそうです。八ヶ岳は偉大だ。
サウナでアツアツの身体に冷たい水風呂が沁みて、最高に気持ちよいです。
全身で八ヶ岳を感じる、最高の外気浴

次は露天スペースでの外気浴。椅子が5つとリクライニングチェアが2つあり、迷わずリクライニングチェアを選びました。
.jpg?fm=webp&q=80)
寝転ぶと、目の前に広大な空が広がります。遮るものが何もなく、開放感がすごい。目をつぶると、鳥のさえずりとお風呂に流れる水の音。音だけの静かで心地よい世界。
気温も21℃とちょうどよく、涼しい風が抜けていきます。八ヶ岳を全身で感じながらリラックスできて、控えめに言って最高。まさにチルでした。
脱衣所にはウォーターサーバーがあるのも嬉しいポイント。お水もたくさん飲んで水分補給をしましょう。
オリジナルアメニティも!

浴室内にはシャンプー・リンス・ボディーソープ・洗顔ソープを完備。シャンプーとリンスは、松種子油と蜂蜜が入った八峰の湯オリジナルです。
.jpg?fm=webp&q=80)
ドライヤーは基本無料。100円/5分でReFa(リファ)やダイソンも利用できます。脱衣所に化粧水類はないので、持参すると安心です。
スタッフのサウナ愛がすごい。熱波・ナイトサウナイベント

2年ほど前から、ナイトサウナ・熱波師イベントなどサウナイベントに力を入れている八峰の湯。
「八峰の湯を起点に東信地域にサウナのよさを広めたい!」と、スタッフさんが他施設に足を運び熱波師の技術を習得したんだそう。熱量がすごい。ぜひイベントもチェックしてみてほしいです。
みかげ石の岩盤浴でさらに深くリラックス

脱衣所でサウナ着に着替えたら、そのまま岩盤浴室へ。館内を大きく移動せずに行けるのがありがたいですね。
室温44℃、湿度60%ほどの岩盤浴室。女性用は5名ほどが入れるこぢんまりした広さで、BGMはなく、暗めのオレンジ色の照明が落ち着いた雰囲気をつくっています。
サウナが苦手な方や、じっくり汗をかきたい方にもおすすめです。

さっそく寝転がると、みかげ石の温かさにじわじわと包まれます。お腹5分、背中10分が目安のところ、気持ちよくて20分も大爆睡。しっとり汗をかくことができました。至福。
地元の食材を使った絶品サウナめし

サウナと岩盤浴で腹がペコペコ。食事処へ向かいます。
.jpg?fm=webp&q=80)
イス・テーブル席の「お寄りなんし」と、お座敷席の「おあがりなんし」の2ヶ所があり、広々。地元企業とのコラボメニュー、地域の高原野菜を使ったメニューもあり、かなり種類が豊富です。
.jpg?fm=webp&q=80)
迷いに迷って小海町グルメのソースカツ丼をチョイス。ピリ辛の甘塩っぱいソースが、サクサクのカツに絡んで、最高に美味しかったです。飛んだ。
メニューにはリンゴソフトクリームなどもあるので、デザートまで楽しめちゃいます。
.jpg?fm=webp&q=80)
休憩処やマッサージ処なども充実しているので、1日まったり過ごせますね。
まとめ:八ヶ岳の穴場でととのう一日を

スタッフさんのサウナ愛と、八ヶ岳の恵みを全身で感じられるサウナ体験でした。少し遠いと感じるかもしれませんが、本当に行ってよかった!
八ヶ岳でのアクティビティや、諏訪など観光と併せて立ち寄るのもおすすめです。ぜひ訪れてみてください!


